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2007.01.20

硫黄島~西郷に逢って来た

エンドロールが終了、場内が明るくなった
アタシが最初にしたことは・・・伸び!

首と肩が たった2時間チョイで ガチガチ
「戦争映画」なんて 人生初鑑賞でした
まさか 劇場へ観にいくなんて
これも・・ニノのおかげ♪

化粧室へ 絶対に中座すると思ってた
でも ガマンできた
というより、見入って立てなかった
映画に最後まで 引きつけられた
一場面も 見逃せない そんな気がして
KEN WATANABE
その次に・・・
KAZUNARI NINOMIYA
堂々たる、二番手です♪♪


ニノで始まり ニノで終わる 
(西郷)の感覚は アタシが急に
あの世界へワープしたら
絶対に感じる 感覚だと思った…

過酷な現状…真っ黒に汚れた顔
涙が・・・膨らんで、こぼれ落ちる
ひたすら 暑い中 掘り続ける毎日
血走った目で 戦って死ぬことを訴える
目の前で 戦友たちが死を選ぶ
顔に飛び散る血・・・その時の彼の顔
本土に残した 愛する家族への想い
幾度も 危機を迎えながら 生き長らえる
上官の最後の願いを 叶えた彼
(西郷)は あの後 どんな人生を送ったのか

旦那さまの貫禄は ムリがあったかな
でも、お腹の子供に 「生きて帰る」
そう問いかける 彼の小さな声が印象的

渡辺謙の家族への手紙の朗読も 
暖かくて 死を覚悟してもなお
家族を思いやる・・・優しい語りに
余計 戦争の悲惨さを感じました

ラッシュ時の駅
階段を濁流が 上ってくるように
人並みが押し寄せる中
ひとり、下へ降りていくと
ぶつかり、立ち止まり、押し戻される
一人 別の方へ進むなんてできない…
国家や 時代の 示す方向へと
流されていくしかなかった
それが 当時の 国民だったのだろうか

砂漠での過酷な撮影を
ニッキに綴っていたニノ
ああ、この場面を撮ってたのか・・・なんて想像!
嵐のコンサートで 笑顔で歌うニノと
西郷役のニノは・・・まるで別人でした
演技派の戦士! でしたね♪

いい映画に参加したね
貴重な体験をしたね
演技の幅が広がったね

ニノが 苦手な 戦争という題材に向き合い
生死をテーマに 撮影した その成果は
もう 出てる気がします

アタシのように 戦争に背を向けて
痛々しいから見たくないと思ってた
そんな人間を 劇場に向わせる
それだけで ニノが 西郷を演じた意義
あったでしょ♪♪

今は 板前さん姿で 清潔感いっぱい
なんか・・・やっと 【青の炎】を
見れる気がしてきた・・・

ありがとう・・・ニノ♪


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コメント

いらっしゃいませ♪
そして、ありがとうございます
アタシの 感度で書いた文章で
ニノを思い出してくれて 嬉しい極み!
花より男子3、録画を見終えた所です
が…花沢くんとつくしがチッス!
まあ、類はいい子だから 付き合ってもいいけど
やっぱり、本当の意味できちんと話し合えてない
司とつくしに…イラつく!!!ドキドキ!!!
憎めないキャラの滋登場で~微妙っすね!
でも、お願いだから11回放送のラスト3回くらいは
今のイライラを払拭すべく、ラブラブの二人が
見たい! それがアタシの願いざんす!

投稿: aoiさんへ | 2007.01.20 11:24

すご~い!!
アッキーさんの文章読んでるだけで、もう一回映画見たみたいにシーンが甦ってきちゃった♪♪

ニノの演じる西郷が、今の私達に一番近い気持ちを持ってる人物だったよネ。
ごく普通のパン屋さんだったのに、突然戦地に行かなければならなくなって、その当時は言ってはいけないような「生きて帰ってくるからな」って言葉をそっとささやく西郷が、一番人間らしかった。

そうだよネ。
当時の人は、国家や時代の流れに逆らう事は出来なかったんだよネ。
つらいよネ。
って、ついつい長く書きすぎちゃったかな。
また、お話出来たら嬉しいです♪♪

投稿: aoi | 2007.01.20 09:42

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